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第94回センバツ高校野球

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2019センバツ明石商 狭間監督に聞く/中 練習に自負、焦りなく /兵庫

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明石商の狭間善徳監督=兵庫県明石市の同校で、黒詰拓也撮影 拡大
明石商の狭間善徳監督=兵庫県明石市の同校で、黒詰拓也撮影

 <第91回選抜高校野球大会>

 今春のセンバツ甲子園の出場を決めた明石商の狭間善徳監督(54)のインタビュー。2回目は今年のチームの特徴などを聞いた。【聞き手・黒詰拓也】

 --チームの雰囲気はいいようですね。

 重宮(涼主将・2年)や安藤(碧外野手・2年)、中森(俊介投手・1年)ら昨夏の甲子園でベンチ入りした8人が新チームの軸となり、発足当初から全体的に意識が高かった。技術の習得も早い。

 --秋の公式戦も好調でした。

 負けも覚悟した近畿大会1回戦が印象深い。七回終了時点で京都国際に2点リードされていたのに、選手に焦りや気負いはなく淡々とプレーできた。夏の甲子園を経験した後、さらに突き詰めて練習してきたからこそ、「ここまで練習してきたから簡単には負けへんで」という気持ちがあったのだろう。感情的にならず、冷静に相手を見られたことで逆転できた。

 --投手陣は中森、宮口大輝(2年)の両投手が秋の2大会で活躍しました。

 2人とも粘りの投球ができていた。ただ、2人そろって調子が良かった試合はなかった。中森は勝負所で球が浮き、宮口は特に近畿大会決勝の龍谷大平安(京都)戦でスタミナが切れ、余計な四球を出していた。

 --打線もチーム打率3割4厘と好調でした。

 明石商を率いて12年目で最も勝負強い打線だ。打てるポイントまでボールを待ち、スイングできている。状況に応じた打撃も期待できる。

 --攻撃ではバントを積極的に使っています。

 もちろん打てたら最も良いが、強攻策は続かない。試合状況を見て、1死を献上しても進塁させた方が得点につながる確率が高まると思えばバントを選ぶ。いろいろな引き出しを用意し、最も勝ちにつながる手段を出す。その結果がバントというだけ。

 --守備も安定しています。

 秋の公式戦9試合で失策6は少なくない。記録に残らないミスもあり、そのまま相手に流れを持っていかれた試合もあった。春に向けて体を大きくしながら実戦的な練習をどんどんやり、守備も攻撃も自信を付けたい。

〔神戸版〕


 ■人物略歴

はざま・よしのり

 1964年5月生まれ、日体大卒。母校の明石南高、高砂南高でコーチをした後、明徳義塾高(高知)のコーチとして名将・馬淵史郎監督に師事。93年に明徳義塾中の監督に就いて全国大会で4回優勝。2006年4月に明石商コーチ、翌年に監督に就任した。大学までは内野手。

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