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ストーリー

山形・加茂水族館の挑戦(その1) クラゲに人生懸ける

館内で繁殖させた1万匹以上のミズクラゲが漂う大水槽を見つめる奥泉和也館長。「どこにでもいる普通のクラゲだが、安定してきれいに育てるのが難しい」=山形県鶴岡市立加茂水族館で2019年1月11日、喜屋武真之介撮影

 冬の日本海は、日が差したかと思えば突然ふぶくなど、空模様がめまぐるしく変わった。1月中旬、山形県鶴岡市内の小型船係留場に2人の男性が姿を見せた。「クラゲ水族館」として知られる同市立加茂水族館(愛称・クラゲドリーム館)の奥泉和也館長(54)と、新人飼育員の菅野響樹さん(23)だ。同館の初代クラゲ飼育員でもある奥泉さんは今でも、館長業務の合間を縫ってクラゲの採集に繰り出す。この日は今年最初の採集だった。

 北西の季節風にあおられた波が防波堤にぶつかって水しぶきを立てる周囲と異なり、係留場は波がほとんどない。奥泉さんは先端に網が付いた約10メートルのロープを海に放る。着水すると素早く手元に引き寄せ、菅野さんが持つ海水入りの瓶に採れた中身を流し込んだ。

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