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ストーリー

山形・加茂水族館の挑戦(その2止) 廃館危機に救世主

展示水槽の上などバックヤードに来館者を案内し、飼育内容や設備などを紹介するツアーは人気がある=山形県鶴岡市立加茂水族館で2019年1月11日、喜屋武真之介撮影

 

 ◆クラゲに着目、展示種類数世界一

小舟出し採集重ね

 直径5メートルの巨大水槽で大小1万匹以上のクラゲがゆらゆらと漂う。幻想的な姿に大人も子どもも夢中だ。「クラゲ水族館」として知られる山形県鶴岡市立加茂水族館(愛称・クラゲドリーム館)は週末を中心に行楽客でにぎわう。だが20年ほど前には、廃館の瀬戸際にあった。

 「来年はもう立ちゆかなくなるかもしれない」。1997年夏ごろ、当時館長だった村上龍男さん(79)は部下の奥泉和也・現館長(54)に漏らした。かつて年間20万人を超えた入館者数は下降線をたどり、この年は9万2183人にまで落ち込んだ。古びた館内は雨漏りであちこちにバケツが置かれ、壁にはいくつもひびが入っていた。「電気代がもったいないから、客が来ない時は館内の照明を切る。来ると急いでつけた」。しかし…

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