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2日に兵庫県明石市長を辞職した泉房穂(ふさほ)氏が、道路用地買収で職員に「(立ち退きのため)火をつけて捕まってこい!」と怒鳴った一件。「地上げ屋」のような暴言で発覚時は批判が渦巻いたが、日を追うごとに擁護論が盛り上がった。この現象、どう考えるべきなのか。【宇多川はるか】
泉氏の暴言をメディアが一斉に報じたのは先月29日。「燃やしてこい今から建物! 損害賠償個人で負え!」などの罵倒ぶりに注目が集まり、市役所に批判が殺到した。
だが、地元紙の神戸新聞が早い段階で当時のやり取りを詳報したこともあり、流れが変わる。同紙は「あっこの角で人が巻き込まれ死んだわけでしょ。だから拡幅するんでしょ」「難しければ私が行って土下座でもしますわ」など、罵倒に続いて交通事故防止を力説する泉氏の言葉を紹介。同氏後援会もツイッターで「理不尽な事柄に熱くなりすぎる面があり、思いとは裏腹に誤解を招く事態になることは残念」と釈明し、同紙の詳報を引用し…
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