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マゼランペンギン メスは1000キロ移動し越冬 名大チーム発見

越冬時期の生息域が判明したマゼランペンギン=依田憲教授提供

 南米アルゼンチンで繁殖する準絶滅危惧種のマゼランペンギンのメスは、越冬期には1000キロ以上離れた、人の活動が盛んな海域まで移動していることを、名古屋大の研究チームが突き止めた。メスは死んだり弱ったりして漂着する数が多いという謎の解明につながる成果。チームは繁殖地に加え、越冬地を考慮した保護対策が必要と訴えている。米科学誌「カレント・バイオロジー」(電子版)に論文が掲載された。【川瀬慎一朗】

 名大の依田憲教授(動物行動学)や山本誉士特任研究員らのチームが発見した。マゼランペンギンは2月ごろに子育てを終えると、9月ごろまで越冬するが、どこで越冬するかなど生態に不明な部分が多かった。チームは20羽に小型記録計を装着して放ち、行動を調べた。すると、オスは繁殖地から数百キロ北上して越冬したのに対し、メスは1000キロ以上離れたウルグアイやブラジル南部で越冬することが分かったという。メスの行動…

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