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人材不足が深刻化している介護業界。2025年には大阪府内で3.4万人の介護職員が不足する、との試算もある。このままだと、人材難の影響が広く府民に降りかかるのは必至。人材確保の最大のネックとなっているのは、重労働や低賃金といった悪いイメージだ。府や府社会福祉協議会の取り組みを取材した。【福田隆】
「介護についてみな関心はあるのに、自分の仕事として考えた時にあまりにイメージが悪すぎるんです」
府福祉人材・法人指導課人材確保グループの貞末和子・総括補佐は気をもむ。2016年度の府内の介護職員は15.1万人。昨年11月の府の有効求人倍率は全産業で1.68倍だったのに対し、介護関連職種は実に5.17倍だ。最大の理由が「イメージの悪さ」だと言う。
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