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悔しさバネに別大日本人1位 二岡「うれしい」

日本人首位となる4位でフィニッシュする二岡康平=大分市営陸上競技場で2019年2月3日午後2時9分、野田武撮影

第68回別府大分毎日マラソン大会(3日)

 並みいる強敵を抑え、24歳の新星が日本人トップに入った。一般参加の二岡(ふたおか)が自己記録を約4分縮め、4位でMGC出場権を獲得。「(この大会では)MGCに出ることを一番の目標にしていた。うれしい気持ちでいっぱい」とほおを緩ませた。

 足の疲れはピークに達していた。36キロ付近で日本人選手だけの5位集団から岩田と抜け出し、約1キロ並走が続いていた。「とにかく足がきつくて。でも普段の苦しい練習を最後に思い出した」と懸命に踏みとどまった。競技場に入って何度振り返っても、後続は見えない。「ホッとした」。喜びよりも安堵(あんど)の思いが胸に広がった。

 鳥取県出身。鳥取中央育英高から駒大に進んだが、周囲のレベルは高く、駅伝のメンバー外が続いた。それでも地道な努力で4年時の箱根駅伝に初出場し、9区で区間2位に。その潜在能力を中電工の松長監督が見いだした。

 全国的には無名な存在。転機は2018年のニューイヤー駅伝だった。エース区間の4区で37人中34位に沈んだ。悔しさを晴らすため、マラソンに向けて取り組んだのが“自己流”の強化メニュー。40キロ走をした翌日に、トラックで1万メートルを1キロ3分ペースで走るという過酷なものだった。松長監督は「自分で決めたことを貫き通してくれた」。精神的な強さを身につけた。

 MGC出場権は獲得したが、苦手の暑さへの対応など課題は残る。「足づくりがまだ足りない。MGCでは戦っていかないといけない」。発展途上のランナーは収穫も課題も糧にしていくつもりだ。【生野貴紀】

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