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特集ワイド

元NHKアナ・鈴木健二さん90歳の「遺言」 伝えたい、戦争の不幸と愚かさ

元NHKアナウンサーの鈴木健二さん=横浜市西区で、丸山博撮影

 「紅白歌合戦」や「クイズ面白ゼミナール」の司会で1980年代に人気を博した元NHKアナウンサー、鈴木健二さんが著書を出した。御年90歳。タイトルはずばり「昭和からの遺言」(幻冬舎)。平成が終わろうとする今、昭和の名物アナウンサーはどんな言葉を残したいのか。【小松やしほ】

 書斎代わりにしているという横浜市のホテルのラウンジに鈴木さんはいた。現役時代の印象そのまま。失礼ながら、90歳にはとても見えない。病が高じ片方の腎臓を摘出してから40年、酒もたばこも一切やめたという。82年にベストセラーとなった「気くばりのすすめ」をはじめ、話し方や生き方指南から翻訳まで150冊を超える著書を持つ鈴木さんが「遺言」を書いたのには、どんな思いが?

 「90歳になったからですよ。ハハハハハ。80歳だったら書きませんでしたよ。90の声を聞いて、もう遺言を書いておかしくない年齢だと思いましてね」。愉快そうに笑った。自分と同世代の人々を「穴呂愚(あなろぐ)人」と称している。生まれながらにしてデジタル機器に囲まれ、インターネットに親しんでいる「デジタル世代」に対して、「アナログ世代」は昭和を生きた戦前・戦中生まれの人々であり、90歳になった鈴木さんに…

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