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第94回センバツ高校野球

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2019センバツ明石商 狭間監督に聞く/下 覚悟を持って臨む場所 /兵庫

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明石商の狭間善徳監督=兵庫県明石市の同校で、黒詰拓也撮影 拡大
明石商の狭間善徳監督=兵庫県明石市の同校で、黒詰拓也撮影

 <第91回選抜高校野球大会>

 今春のセンバツ甲子園に出場する明石商の狭間善徳監督(54)のインタビュー。最終回は指揮官と甲子園との関わり、センバツに懸ける意気込みなどを聞いた。【聞き手・黒詰拓也】

 --甲子園の記憶は。

 小学生の時に初めて父に連れられて行った。春か夏かは覚えていないが、早朝に国鉄西明石駅を出る電車に乗って、江川卓投手がいる作新学院(栃木)の試合を見に行った。外野席は身動きが取れないほど満員で、1球ごとに球場が揺れていた。以来、甲子園は何回でも行きたくなる、わくわくする場所となった。本格的に野球をやり始めてからは、勝ち上がったチームだけが立てる特別な場という意味も持った。

 --昨夏は監督として悲願の甲子園出場を果たしました。

 いろいろな人のおかげでここまで来たなと感慨深かった。初戦(青森・八戸学院光星戦)で負けてしまったが、支えてくれたみんなの前で戦えたのがうれしかった。甲子園では一球一球に覚悟を持って臨むことの大切さを痛感した。中途半端な気持ちでは、状況に応じた的確なプレーができない。

 --これで夏春の2季連続出場ですね。

 夏の甲子園で敗れた翌日に新チームが発足してからは、課題を見つけて一つずつつぶしてきた。秋の近畿大会で準優勝し、センバツ出場が見えてきたことから、選考委員会の1月25日を開幕日と想定して練習を積んできた。3月23日の本当の開幕まで、もう一踏ん張りする。

 --3年ぶり2回目のセンバツとなる今回は、初出場だった前回の8強を超える成績が期待されています。勝ち進むための鍵となる選手は誰ですか。

 投手陣。大歓声の中でいかに低めにコントロールできるかが問われる。球速よりも制球が大切だ。秋の公式戦で投げた中森俊介(1年)、宮口大輝(2年)の両投手に加え、他の投手も成長すれば、どの学校と当たっても良い試合をすると思う。今回は兵庫県から唯一の選出校となった。強豪がひしめく兵庫の代表というプライドを持って挑む。


 ■人物略歴

はざま・よしのり

 1964年5月生まれ、日体大卒。母校の明石南高、高砂南高でコーチをした後、明徳義塾高(高知)のコーチとして名将・馬淵史郎監督に師事。93年に明徳義塾中の監督に就いて全国大会で4回優勝。2006年4月に明石商コーチ、翌年に監督に就任した。大学までは内野手。

〔神戸版〕

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