連載

健康寿命日本一へ

毎日新聞デジタルの「健康寿命日本一へ」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。

連載一覧

健康寿命日本一へ

奈良県の挑戦/15 野迫川村の歯科医療 口の中から介護予防 /奈良

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
歯科衛生士とともに毎週、診察に訪れる正田晨夫さんを待つ患者は多い=奈良県野迫川村中の野迫川村国民健康保険診療所で、高村洋一撮影
歯科衛生士とともに毎週、診察に訪れる正田晨夫さんを待つ患者は多い=奈良県野迫川村中の野迫川村国民健康保険診療所で、高村洋一撮影

 歯と歯茎の健康はおいしく物を食べるためには欠かせない。過疎化の進む県南部では近所に歯科医院や病院のない地区が多く、住民の歯科医療と口腔(こうくう)ケアが健康寿命の延伸を達成する課題になっている。和歌山県に接する野迫川村まで車で2時間の山道を通い、手弁当で毎週診察を続ける歯科医がいる。野迫川村国民健康保険診療所で診察中の正田晨夫さん(72)を訪ねた。【高村洋一】

 正田さんは橿原市で歯科医院を経営し、県歯科医師会副会長や災害コーディネーターも務めた。「地域の歯科保健向上に努め、へき地の歯科医療に貢献した」として昨年度、県から「第3回奈良のお薬師さん大賞」を受けた。2011年の東日本大震災では、津波に襲われた宮城県女川町の体育館に泊まり込んで診療し、避難所を巡回した。半年後の9月には死者・行方不明98人を出した紀伊半島大水害があり、十津川村の避難所に設けられ…

この記事は有料記事です。

残り1220文字(全文1602文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集