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ビニールハウスでの野菜収穫ロボットを開発するベンチャー企業「inaho」(神奈川県)が、鹿島市に拠点を開設した。ロボットの提供を5月にアスパラガス農家、7月にキュウリ農家に始める予定。供給拠点を設けるのは初めてで、2022年までに九州全県で24カ所に開設する目標を掲げている。
同社は、収穫作業の負担を減らしつつ、農業の人手不足の解消を目指して17年からロボットの開発に取り組んでいる。昨年10月には太良町のアスパラガス農家で実証実験をし、収穫可能な作物を選別するセンサーの動きなどを確認。実用化のめどが立ち、拠点「鹿島オフィス」の開設に至った。
ロボットは無料で貸し出し、収穫高の15%を代金として受け取る。故障した時にすぐに代替機を届けられるよう、提供先は拠点から車で30分圏内の農家に限る。
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