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第79期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が初挑戦する第79期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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第77期名人戦A級順位戦 稲葉陽八段-佐藤康光九段 第32局の7

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佐藤勝ち越し4勝目

 佐藤優勢のまま最終盤戦へ。先手の最後の望みは入玉して持将棋に持ち込むこと。後手はそれを防ぎつつ仕留めたい。

 緊迫した局面に熱くなってきたか、両者手で頭部を痛めつけ、胸の内も隠さなくなってきた。

 [先]7四銀に佐藤は「いやいやいやいや、ひえー……」とつぶやき、両こぶしで頭をコッコッコッと小突いた。「そっかあ、これは難しいな」と[後]7二桂と打った。

 それを見た稲葉は頬をぺちぺちっとたたき頭をかいた。「んん? ちょっとぉー……」。稲葉もこぼす。[後]8二桂が読み筋で、[後]7二桂は予想外の一手だった。[先]同とと応じたが、佐藤は代えて[先]8五歩が怖かったという。ただ以下[後]7六金[先]6五玉[後]7七金[先]6七桂[後]5七馬[先]8四歩[後]5六馬[先]7五玉[後]7六金打で、やはり寄り筋のようだ。

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