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教育の窓

子どもの気持ち 反貧困学習の西成高校/1 自分の状況を知る

学校では山田勝治校長と生徒らが楽しそうに談笑していた=大阪市の西成高校で

 <kyoiku no mado>

 大阪市西成区は、日雇い労働者の街として知られるあいりん地区があり、生活保護受給率も高い。貧困は身近で深刻な課題だ。「そもそも貧困って何だろう」。大阪府立西成高校で昨年9月、そんな教師の問いかけで2年生の授業が始まった。「親の収入が少ない」「必要な物が買えない」--など間を置かず、グループ別になった生徒たちからは次々と声が上がり、内容を模造紙に付箋ではりつけていく。

 1974年開校で、約560人の生徒が学ぶ。教室や廊下は楽しげな会話であふれ、明るい雰囲気だ。だが、一人親家庭や保護者の病気などで生活が苦しい生徒、虐待された経験を持つ生徒は少なくない。2007年からは学校全体で「反貧困学習」を始めた。山田勝治校長は言う。「実生活のしんどさは、生徒の方が経験している。教師と生徒の立場が普段と入れ替わることで対話的な学習になり、結果的に信頼関係が芽生えた」。社会問題…

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