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週刊サラダぼうる・MyWay

わたしの生き方 広く深い世界、物語に 作家・上橋菜穂子さん

「さまざまな国の審査員たちが普遍的な価値観として認めてくれたことが何より幸せだった」と国際アンデルセン賞受賞を喜ぶ上橋菜穂子さん=川崎市中原区の紀伊國屋書店グランツリー武蔵小杉店で、根岸基弘撮影

 生まれた時は心臓が弱くて、親が「幼稚園に上がるまで生きられないかもしれない」と心配するほど体の弱い子でした。性格は男っぽく、父や男の子と相撲を取るのが大好きでした。父方の祖母が大変話のうまい人で、九州や中国地方の口頭伝承の話や自分が経験した不思議な話を聞かせてくれ、おかげで歴史や考古学が好きになりました。母は飽きることなくお話を読んでくれました。自分で文字が読めるようになってからは本の虫。外国の物語が大好きで、父が買ってくれた「ハンニバルの象つかい」(ハンス・バウマン)は、胸躍る気持ちで読みました。物心ついた時には、いずれ自分は物語を書く人になると思っていました。

 「運命の騎士」(ローズマリ・サトクリフ)や「指輪物語」(J・R・R・トールキン)に出合ったのが中高…

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