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小泉進次郎氏 政府に異例の質問 国会改革について持論展開

衆院予算委員会で毎月勤労統計の不正調査問題などについて質問する自民・小泉進次郎氏=国会内で2019年2月4日午前11時18分、川田雅浩撮影

 自民党の小泉進次郎厚生労働部会長が4日の衆院予算委員会で、6年ぶりに予算委の質問に立ち、厚生労働省の統計不正問題で、官僚間の連絡不全を厳しく追及した。一方、国会改革の持論も展開。「国会改革のやりとりが、ここまで予算委で展開されることはなかった」と自賛した。

 小泉氏は、全閣僚の出席が慣例の予算委の基本的質疑に関し「質問がなくても7時間ずっとこの部屋に座っているのが、本当に国民が求める大臣の働き方なのか」とテレビ中継を意識して訴えた。

衆院予算委員会で毎月勤労統計の不正調査問題などについて質問する自民・小泉進次郎氏=国会内で2019年2月4日午前11時17分、川田雅浩撮影

 答弁を求めたのは河野太郎外相。外国出張と国会の日程調整への不満を常々漏らす河野氏は、海外の国会の例を紹介して「与野党で将来を見据えた議論をしていただけたら、と思う」と述べた。小泉氏は「画期的なやりとりだ」と応じた。

 ただ自民党内には「予算委の議論は、後から議事録を見ても分からないこともあり、閣僚自ら出席すべきだ」(国対幹部)との異論もある。本来は衆院議院運営委員会などで議論する国会改革を、政府にただす小泉氏の手法への違和感も強い。

 1日夕の段階で小泉氏は同委質疑のトップバッターだったが、週末に自民内の3番目に繰り下げられた。「補正予算質疑を優先する」(自民の予算委理事)との理由だが、党内の空気が影響したとの見方も取りざたされる。小泉氏は質疑後、記者団に「国民の声は『国会を変えろ』だ。(質疑が)契機になってほしい」と語った。

 質疑冒頭で小泉氏は環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に触れ、「安倍政権の大きなレガシー(成果)だ」と称賛。安倍晋三首相は「6年前、まさに小泉議員から『総理が決断すればできる』と半分脅かしとも言える質問をいただいた」と答弁して笑いを誘った。立憲民主党の辻元清美国対委員長は「ガス抜き質問だ」と切り捨てた。【田辺佑介】

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