新規就農、IT活用しイチゴ作り 神奈川

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
色づくイチゴ=平塚市片岡で2019年1月29日、中村紬葵撮影
色づくイチゴ=平塚市片岡で2019年1月29日、中村紬葵撮影

 神奈川県下で有数のイチゴ生産地の平塚市で、別の業界から就農した2人が情報技術(IT)を活用してイチゴ作りに奮闘している。昨年は商品規格を厳しくしたオリジナルブランド「オーシャンベリー」を作り、東京都内のレストランや同県鎌倉市の結婚式場などに販路を広げている。【中村紬葵】

 栽培面積は合計約1800平方メートル。5棟のビニールハウスの中では、イチゴが競い合うように実をつけ、収穫の時を待っていた。生産するのは千本英世さん(56)と品川智佳子さん(56)。2017年からイチゴ栽培を始めた。元々小学校の同級生で、それぞれ衣料品関係会社、印刷会社を経営していた。

 5年ほど前、品川さんは父から継いだ印刷会社を閉じ、以前から興味のあった農業に挑戦することを決意したのがきっかけだった。ハワイで食べた野菜のおいしさに感動してから農業をやりたいと考えていた。一方で異業種から農業に転じる壁の高さも感じていた。そんな時、千本さんが協力を申し出た。千本さんが経営していた会社を起こす際、品川さんに助けられたことへの恩返しの意味もあった。

この記事は有料記事です。

残り638文字(全文1099文字)

あわせて読みたい

注目の特集