統計不正 過去の不足分支払い 雇用保険は11月ごろから

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、武市公孝撮影
厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、武市公孝撮影

 厚生労働省が公表する「毎月勤労統計」の不正調査問題の影響で生じた雇用保険などの過少給付について、同省が検討している過去の不足分の追加給付スケジュールが判明した。延べ約1942万人が対象となる雇用保険は、過去に受給していた人には11月ごろから、現在受給している人には4月から追加給付する見通し。同じく過少給付がある労災保険は早ければ6月、船員保険は4月に給付を始める。追加給付が昨年12月の問題発覚からほぼ1年後になる人も出ることになり、同省の対応の遅れに批判が高まりそうだ。

 同省は不正が始まった2004年にさかのぼり不足分を給付する方針を示している。現在の受給者に対しては、同統計の再集計値を反映させた「適正給付額」を3月以降、順次給付する見通しを明らかにしていたが、過去分の給付についてはスケジュールが決まっていなかった。

この記事は有料記事です。

残り401文字(全文765文字)

あわせて読みたい

注目の特集