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世界の雑記帳

中国の「役立たずエジソン」、肉切り包丁型スマホケースなどで話題

 [楊村(中国) 1日 ロイター] - 中国北部河北省の農村部に住む「役立たずエジソン」と呼ばれる発明家が、奇想天外かつ使い所のない発明品を動画で紹介し、ソーシャルメディアで数百万人のフォロワーを集めている。

     元配管工だった耿帥さん(31)がこれまで世に送り出してきたのは、肉切り包丁にもなるスマホケースや、ハンドルバーを握ると水を流せる「スクーター型トイレ」など。発明品を2017年にネット上で紹介したところ、たちまち評判となった。

     髪を後ろでたばね、トレードマークの青いダンガリーのシャツを着た耿さんは「いつも夜中過ぎまで寝ずに、次は何を作ろうかと考えていて忙しい」という。学校を16歳でドロップアウトし、「とてつもなく退屈」な仕事を十数年続けた後で出会ったのが、金属で作る細工品だった。

     作るのに時間がかかる分、価格設定が高いため、発明品は売れ行きが良いとは言えない。だが、広告やネットから得られる「投げ銭」のおかげで、収入は昔の約3倍に。現在は、北欧神話の雷神「トール」の持つハンマーの形のハンドバッグなどを開発中だ。

     清華大学で溶接や金属細工を教えるZhou Bingke氏は「耿さんの動画を見ることで、ものづくりに目覚める人が増えるだろう」と話した。

     *写真が正しく表示されなかったため、再送します。

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