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キャンパる・すたこら

自分の「物語」とは

 「他の人と比べて、自分には熱量がないって思ってそう」。友人に「他己分析」を頼んだときのことだ。あまりにも私をよくわかっているコメントに、思わず笑ってしまう。

 昔から胸を張って何かを好きと言うことができない。趣味についてだけではない。やりたいことがあっても「もっと適任がいる」と抑え込む。なぜなら、自分には「物語」がないと感じるから。何かをするための正当性、周りの人が納得するだけの特別な理由。分かってもらえないことが怖くて、自己主張を避けてきた。周りを気にしているうちに、熱も冷めた。

 そんな私を見透かしたような作品に出合った。朝井リョウさんの「スペードの3」だ。元有名歌劇団女優のつ…

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