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美食地質学入門

第11講 キンメダイ 怖いけど…母なる南海トラフ

(手前右から時計回りに)キンメダイの煮こごり、酒盗焼き、煮付け=大阪市阿倍野区の「エコール 辻 大阪」で、加古信志撮影

 キンメダイは、第8講で取り上げたアマダイと同じく、タイと付いているがタイとは別物。関西でなじみの深いアマダイとは逆で、キンメダイは関東でよく食べられていたが、近年は関西でも真っ赤っかの姿を見かけることが多くなった。

 日本料理の大引伸昭先生は、室戸まで取材に出向いたそうだ。

大引「仲卸さんに聞くと、元々はあんな真っ赤じゃなくて、腹は白っぽく背はほんのり赤い。揚がって40分もすると、真っ赤になるそうです」

 そう聞いたマグマ学者の巽好幸先生が「死後硬直やね」と漏らす。この魚のポイントは生息場所だ。

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