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第79期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が初挑戦する第79期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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第77期名人戦A級順位戦 豊島将之王位-広瀬章人竜王 第33局の1

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挑戦者争い

 「豊島先生も以前ほど早くは入室しなくなりましたね」。関西将棋会館3階の棋士室で関係者と話していると、そこへ豊島が姿を見せた。午前9時33分。ロッカーに電子機器を預けると、すぐに5階対局室へと向かう。

 御上段の間。豊島は下座につき、銀の懐中時計に鎖を添わせるようにして盤側に置いた。順位戦は6戦全勝。単独首位に立つ豊島を1敗の羽生善治九段と広瀬が追う。本局は名人挑戦をめぐる直接対決の大一番だ。

 同9時47分。広瀬はゆっくりと上座につくと、深々と一礼して駒箱を開けた。小刻みに震える指先で一枚一枚時間をかけて駒を並べていく。本局について自身のブログで豊島を「誰かが止めないことには始まりません」と熱くつづった広瀬。昨年末に竜王を獲得し、棋王への挑戦も控え、まさに絶好調だ。「挑戦者争いを盛り上げるためにも頑張りたい」と意気込む。

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