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平和をたずねて

昭和の戦争を語る/7 大連 日本人街の小学校=広岩近広

 日本が中国・遼東半島を占領していた戦前の一時期、大連には聖徳街と呼ばれた日本人の住宅街があった。丘の上には聖徳太子堂が建っていた。近くの大連放送局(JQAK)はモダンな建物で、屋上から市街を眺めることができた。

 そのような大連にあって、岩井忠熊さんが入学したのが聖徳小学校だった。

    ※   ※

 --聖徳小学校は、私の家から歩いて10分足らずの距離でした。当時の大連の小学校では、国定教科書を使って本土と同じ授業をしています。40人ほどのクラスには、中国人の子どもが1人か2人いましたが、日本語が上手でした。

 国定教科書には、見たこともない田園風景や着物姿の児童の絵などが載っていました。高粱(コーリャン)(…

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