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大岡信と戦後日本

/10 「詩友」の目 古典詩歌を正当に評価

2002年に開かれた現代詩国際セミナーで対話する谷川俊太郎さん(左)と大岡信=山口県秋芳町の秋吉台国際芸術村で、大井浩一撮影

 大岡信を語るうえで、谷川俊太郎さん(87)の存在は欠かせない。というより2人は、控えめに言っても1950年代以降の日本の詩を論じる際、逸することができない詩人たちだ。80年代初めに現代詩を読み始めた筆者の記憶でも、当時50歳前後だった2人の評価は既に定まっていた。

 同じ31年生まれの両者は、ともに詩誌『櫂(かい)』に参加しただけでなく、互いの仕事をよく知り、理解し合ってきた仲である。谷川さんは今、大岡を「唯一の詩友(しゆう)」と呼ぶ。そこで今回は時期の前後にこだわらず、谷川さんに聞いた話を中心に記すことにする。

 『櫂』同人となるのは谷川さんが53年7月の2号からと早く、大岡は54年9月の8号から。知り合ったの…

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