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ソフトボール選手・長崎望未さんの母 喜代美さん/上 娘から学んだ夢への努力

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長崎望未選手の母・喜代美さん
長崎望未選手の母・喜代美さん

 昨年11月18日の神宮球場。ソフトボール日本リーグ女子の決勝でトヨタ自動車に2年ぶりの優勝をもたらした長崎望未(のぞみ)選手(26)の姿をスタンドから母喜代美さん(56)が見守っていた。右翼の守備ではダイビングキャッチで危機を救い、延長八回に相手のビックカメラ高崎のエース・上野由岐子投手の球を捉えてサヨナラの左犠飛。「自分の子どもだけど尊敬する。力をもらえますよね。『もっと頑張ろう』って」。小学生のころから真剣にソフトボールに打ち込み、大舞台で輝く娘の姿に、喜代美さんは感慨深そうな表情を浮かべた。

 瀬戸内海の小さな島で生まれ育った長崎選手。幼いころから活発で、2人の兄や弟と島内を駆け回っていた。ソフトボールを始めたのは小学3年生の時。1歳年下の弟弥大(やすとも)さんに続いてチームに入り、夢中になった。「打てば飛ぶし、思い切り走って、ボールに飛びついて、泥んこになっても怒られない。楽しかったみたいです。性に合っていたんでしょうね」と喜代美さんは振り返る。

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