東京地裁

著名裁判、多くを廃棄 記録保存11件のみ

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 憲法判断が示されるなど、歴史的価値のある民事裁判の記録を永久保存する制度を東京地裁が適用したケースは、1965年に制度が始まって以来11件にとどまっていることが明らかになった。既に多くの著名裁判の記録が廃棄されており、裁判の当事者からは制度の積極適用を求める声が上がっている。【服部陽、伊藤直孝、青島顕】

 民事裁判などの資料の取り扱いについては最高裁の規程や通達で定められ、判決の原本は国立公文書館で永久保存される。訴状や当事者の主張書面などの記録は、保存期間が判決確定後5年間とされているが、「史料や参考資料となるものは期間満了後も保存しなければならない」と規定され、各地裁の判断で選んだ裁判記録を永久保存している。

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