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号外埼玉・朝霞 少女監禁事件控訴審 寺内樺風被告に懲役12年

「計画性高く凶悪」ビットコイン殺人 22歳被告に無期懲役判決

 名古屋市西区のパート従業員、野田みゆきさん(当時53歳)を殺害して遺体を遺棄し、仮想通貨ビットコインを不正に引き出したとして、強盗殺人、死体遺棄、電子計算機使用詐欺の罪に問われた無職、西田市也被告(22)の裁判員裁判で、名古屋地裁(斎藤千恵裁判長)は6日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。「計画性が高く、凶悪な犯行」と指摘した。

 弁護側は起訴内容の行為を大筋で認めつつも、西田被告は当時、解離性障害を発症して心神喪失状態で、責任能力がなかったとして無罪を主張した。

 これに対し判決は「一貫して合理的な行動をしている。動機も異常性を疑わせるものではない」と退け、完全責任能力を認めた。その上で「反省が深まっているとは言えず、遺族の処罰感情が厳しいのは当然」とした。

 判決によると、西田被告は元アルバイトの少年(19)=強盗殺人と死体遺棄の罪で懲役18年確定=と共謀して2017年6月18日、野田さんを呼び出して滋賀県多賀町周辺で車のトランクに押し込み現金約5万円やタブレット端末などを奪った上、首を絞めるなどして殺害し、同20日に遺体を入れたキャリーバッグを多賀町内の山中に埋めた。

 さらに西田被告は同年7月3日と5日、野田さんのインターネット上の専用口座からビットコイン約35万円分を自身の口座に移して現金で引き出した。西田被告は野田さんとビットコインのセミナーで知り合っていた。

 西田被告は公判の被告人質問で、「ゲームの中の敵役を倒し、報酬が得られるような感じだった」と語り、野田さんに対して強盗目的を認めつつ「初めて会った時に殺意が湧いた。服装や行動がむかついた」と述べた。一方、最終意見陳述では「判決を真摯(しんし)に受け止めたい」と話していた。【野村阿悠子】

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