メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

号外埼玉・朝霞 少女監禁事件控訴審 寺内樺風被告に懲役12年

流行国から流入のウイルスを野生イノシシが広げたか 豚コレラ 

豚コレラが確認された養豚場で殺処分の作業をする関係者ら=滋賀県近江八幡市で2019年2月6日午後3時27分、本社ヘリから望月亮一撮影

 豚コレラは、豚コレラウイルスによる伝染病で、豚とイノシシに感染する。ヒトには感染せず、感染した肉を食べても影響はない。国内では1888年に米国から輸入された豚が原因で最初に発生し、1992年の熊本県内での発生を最後に確認されていなかった。

 感染した豚などの唾液や鼻水、ふんなどに接触することで感染する。感染力は強く、ウイルスに触れたヒトや器具を介してうつることもある。海外では、感染に気づかずに出荷された豚肉や肉製品の食べ残しなどが豚の餌として使われ、感染が拡大することも多い。

 農業・食品産業技術総合研究機構の山川睦・海外病研究調整監によると、昨年9月に岐阜県で検出されたウイルスの遺伝子型は、アジアを中心に広く流行しているタイプに非常に近い。それまで国内では見つかっていなかったタイプで、海外から新たに侵入した可能性が高いという。また一般的に豚コレラウイルスは致死率が高いとされるが、今回確認されたウイルスは比較的毒性が弱いという。

 今回、国内に侵入した経路は不明だが、流行している国から来た旅行者が持ち込んだ肉製品などが原因の可能性があり、侵入後は野生のイノシシが媒介しているとみられるという。山川さんは「拡大を防ぐには、感染が確認された地域でイノシシを捕獲して生息数を減らしたり、フェンスで養豚場に近づかないようにしたりすることが必要だ。しかし、野生動物のコントロールは難しく、流行しているどの国でも頭を悩ませている」と話す。【大場あい】

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ORICON NEWS 繊細すぎる“タコ切り絵”海外からも高評価、普段は会社員のママクリエイター「表現したいのは立体感」
  2. 空自のF2戦闘機が墜落 搭乗の2人は救助 山口県沖
  3. 空自のF2戦闘機がレーダーから消える 山口県沖、搭乗の2人は見つかる
  4. ぐるっと首都圏・母校をたずねる 習志野市立習志野高校/3 高い目標へ、超一流の指導 谷沢健一さん /東京
  5. 堀ちえみさん、口腔がん「ステージ4」 ブログで公表

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです