「安心して暮らせる社会を」同性婚求める女性カップルの訴え
2019/2/6 15:43(最終更新 2/6 17:04)
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日本で同姓婚が認められないのは違憲だとして、日本人とドイツ人の女性カップルが14日、国に損害賠償を求めて東京地裁に提訴する。二人はドイツで婚姻手続きをとっているものの、日本では法的に「他人」という扱い。ドイツ人のクリスティナ・バウマンさん(32)は留学ビザで滞在しており、「滞在資格がいつまで継続するか」と不安を抱えながら暮らす。同日には他の12組の同性カップルも「国が同性婚を認めないのは違憲」として各地の地裁に一斉提訴する。【写真映像報道センター・後藤由耶】
バウマンさんと横浜市の会社員、中島愛さん(40)は、同性婚を導入しているドイツでは昨年から婚姻関係にある。しかし、日本では同性婚が認められていないためバウマンさんは配偶者ビザを得られず、専門学校に通いながら留学ビザで滞在している。卒業後は日本でゲームキャラクターデザインの仕事に就き、就労ビザを得たいと考えているが、仮に就職できたとしても失職すれば滞在資格を失うことになる。
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