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毎日フォーラム・ファイル

持続可能社会 コーヒービジネスで生産地の生活向上を

生産者に生豆の選別などをアドバイスする加藤和明さん(左)=ルワンダ・カリシンビのコーヒーウォッシングステーションで(ストーリーライン提供)

環境保全と格差解消へ 消費大国・日本で取り組み

 挽(ひ)き立ての豆がもたらす豊かな香り。コーヒーの消費大国である日本で「持続可能なコーヒー」を普及させる取り組みが進んでいる。地球環境の保全や南北間の格差解消が課題となるなか、コーヒー豆の品質の向上と生産者の生活改善を目指す動きを追った。

 「コーヒーでつながるサスティナブル(持続可能)な物語を伝えたい」と語るのは、アフリカ・ルワンダ産のコーヒー豆の輸入・販売を手がける「ストーリーライン」代表の加藤和明さん(42)。昨年7月に同社を設立し、ルワンダの女性起業家、イミー・カマラデさんとの協業で、技術教育やインフラ整備などの指導をしながらコーヒービジネスを推進している。

 ルワンダは農業が主体で、その多くは小規模な家族経営の農園だ。けれども、収穫した農産物に対して業者と価格交渉をする現在の流通システムでは、安定した収入を確保するのは難しい。「そこで私たちは、適正代金を事前に支払い、生活の向上やビジネスの継続性を高める仕組みを考えた」と加藤さんは話す。農園で収穫されたコーヒーチェリー(完熟したコーヒーの実)を水洗いして加工する「コーヒーウォッシングステーション」の運…

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