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Interview

石橋凌 ベスト尽くす表現者 デビュー40周年、全国コンサートへ

石橋凌さん

 最近はドラマや映画で企業の幹部や大物政治家を演じる姿をよく見る。年齢も62歳だから当然であろうが、重厚さや貫禄は、たたき上げの役者のにおいがする。だが、石橋凌は、根っからのロッカーである。「デビュー40周年」の看板を掲げ、3月から全国コンサートツアーを開始する。

     ■  ■

 1990年から役者の仕事に力を入れたので、確かに「役者・石橋」のイメージは強い。しかし、古いファンはロックバンド「A.R.B.」のボーカルの印象も強く抱いている。56年、福岡県久留米市で生まれ育った石橋は、4人の兄の影響でフォーク、ロック、エレキ、ジャズなど多様な音楽を吸収する。映画にも興味を持ち、中学時代「将来の夢は映画評論家」だった。高校時代、本格的にバンド活動に没頭し、セミプロ生活へ。卒業後、イタリアンレストランでアルバイト中に、旧知の放送プロデューサーから誘われ、「A.R.B.」のオーディションに合格するのである。シングルデビューは78年。

 「ディランもレノンも聴けばわかる通り、音楽って社会的なメッセージがあって当然だと思っていた。だが、事務所から、そういう音楽はやっちゃいけない、と言われた。すぐに事務所を辞め、別メンバーで再結成して全国を回った。10年がかりで武道館まで行った」。石橋はそれを成功とは感じなかった。「世間から『メッセージバンド』『社会派ロック』などと特別扱いされた。茶の間に入りたかったのに」

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