神戸市職員労働組合(市職労)などの役員らによる「ヤミ専従」問題で、市が再三にわたり「正常化」のチャンスを逃したことが明らかになった。「ヤミ専従はない」と事実と異なる回答をした2008年の国の調査だけでなく、市民からの情報公開請求などで、労使関係に疑いの目が向けられていた。市の第三者委員会は、歴代の市長が選挙で労組の推薦を受けたことに触れ、長年にわたる労使の癒着が続いた一因として指摘した。市は6日に職員ら189人の処分を発表。閉鎖的な組織の改革が急務だ。【目野創】
毎日新聞が情報公開請求で入手した文書によると、記録が残る02年3月から、市がヤミ専従の疑いを公表す…
この記事は有料記事です。
残り1448文字(全文1732文字)
毎時01分更新
サラリーマンの心理を笑いに変える漫画や、ユーモアたっぷりの…
2011年の東日本大震災の津波で流された写真などの震災拾得…
広島の反戦画家として知られた四国五郎(1924~2014年…