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科学の森

すばる望遠鏡20年の成果 林・国立天文台准教授が選ぶベスト3

すばる望遠鏡の20年

 ハワイにある日本の「すばる望遠鏡」が今年1月、初観測から20周年を迎えた。1990年からプロジェクトに加わり、望遠鏡の設計や運用などに携わってきた林左絵子・国立天文台准教授(60)に、数ある成果の中から特に印象深いベスト3を選んでもらった。【斎藤有香】

 <1>「星のゆりかご」

 すばる望遠鏡の主鏡は直径8・2メートルで、1枚の鏡でできた望遠鏡としては世界最大級だ。さらに3枚の副鏡(直径1・2~1・4メートル)が搭載され、目的によって使い分ける。主鏡は可視光用でアルミニウムのメッキが施されているが、副鏡の1枚は赤外線観測用の銀メッキ。通常、銀は時間がたつと湿気や大気汚染で黒ずんでしまうが、すばる望遠鏡のある標高4200メートルのハワイ島マウナケア山頂は空気がきれいで乾燥しているため、銀メッキが長持ちする。

 広い観測視野と高い解像力(分解能)を持つすばるの長所を「余すところなく使った初期の成果」として林さ…

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