組踊(くみおどり)をご覧になったことはあるだろうか。「聞いたことはある」、あるいは「沖縄の踊りかな?」ぐらいはご存じかもしれない。
実は、今年は組踊300周年にあたる。記念のイベント「琉球王朝の息吹を今に伝える」が11日、東京・銀座6丁目の再開発ビル「GINZA SIX」地下3階にある観世能楽堂で開かれる。初めての人にも楽しめる、解説を交えた1時間半のプログラム。連休に銀ブラも兼ねてぜひ足を運んでいただきたい。
組踊は琉球王国の時代、1719年(日本でいえば、徳川吉宗の時代)、中国からの冊封使をもてなすための役目、踊奉行に任ぜられた玉城朝薫(たまぐすく・ちょうくん)が創作した、いわば琉球ミュージカルだ。
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