栃木県大田原市のホテル花月で行われていた第68期王将戦七番勝負第3局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、大田原市など後援、囲碁・将棋チャンネル協賛)は7日午後6時22分、挑戦者の渡辺明棋王(34)が久保利明王将(43)を107手で破って3連勝し、5期ぶり通算3期目の復位に王手をかけた。持ち時間各8時間のうち残り時間は渡辺37分、久保1分。第4局は24、25の両日、那覇市の琉球新報本社ビルで指される。
1日目に久保陣の端に攻めの手掛かりを作っていた渡辺は、2日目午前10時すぎに9四歩(63手目)から本格的な端攻めに入った。久保は銀を投入して受けに回る一方、2六飛(76手目)と反撃を見せた。しかし、渡辺は6二銀(83手目)とただで取られるところに打ち込む豪快な一手を放って久保陣を攻略。最後は敵玉を即詰みに討ち取った。
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