建築確認の死角 レオパレス物件不良 

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レオパレス21公式サイトより
レオパレス21公式サイトより

 レオパレス21の物件の不良箇所は壁材の内側など完成後の確認が困難な部分に集中していた。都道府県や民間の建築確認機関などは建築主側に工事中の写真を提出させて見えない部分の材質を確認しているが、今回の問題は建築確認制度の死角が突かれた形だ。

 同社によると、建築基準法が規定する耐火基準に反し、外壁の内部にグラスウールを挟むべきなのに発泡ウレタンを詰めた(925棟)▽天井材を二重に張るべきところを一重にした(641棟)――などの施工不良があった。また、部屋間の仕切り壁(界壁)に同法の仕様と異なる材料を使い、遮音性能を満たしていなかった(771棟)。

 国土交通省は、問題の物件がある都府県などに対し、同法の違反状況の確認と、同社による今後の改修が仕様に合ったものになるかの確認をするよう要請した。同省担当者は「規格外の材料を使っており、耐火性能があるとは言えない状態だ」と問題物件の危険性を指摘する。

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