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フィギュアスケート

4大陸選手権 女子フリー 詳報(2019年2月9日=現地2月8日,米アナハイム)

【フィギュア4大陸選手権】女子フリーで圧倒的な演技を披露し、逆転で初優勝した紀平梨花(日本)=米カリフォルニア州アナハイムで2019年2月8日、AP

圧巻の3回転半、紀平が逆転優勝 三原が3位、坂本は4位

 フィギュアスケートの4大陸選手権は8日(日本時間9日)、米カリフォルニア州アナハイムで女子のフリーが行われた。  昨年のグランプリ(GP)ファイナル覇者で、7日のショートプログラム(SP)5位の紀平梨花(関大KFSC)はフリー153.14点、トータル221.99点で逆転で初優勝した。

 2017年のこの大会勝者でSP8位の三原舞依(シスメックス)はフリー141.97点、トータル207.12点で3位、昨年の全日本女王でSP2位の坂本花織(シスメックス)はフリー133.43点、トータル206.79点で4位だった。エリザベータ・トゥルシンバエワ(カザフスタン)がフリー139.37点、トータル207.46点で2位となった。

 紀平はSPで失敗したトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)や、複数のコンビネーションジャンプを成功させ、高得点を得た。

 今季がシニアデビューの紀平は、昨年のGPシリーズ第4戦NHK杯と第6戦フランス杯で連勝。12月のGPファイナル(カナダ・バンクーバー)も、平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(ロシア)を上回って優勝した。今回の優勝で、出場した国際スケート連盟(ISU)公認の主要国際大会の連勝を伸ばした。

【フィギュア4大陸選手権】女子フリーで圧倒的な演技を披露し、逆転で初優勝した紀平梨花(日本)=米カリフォルニア州アナハイムで2019年2月8日、AP

4大陸選手権女子の全順位

1位 紀平梨花(日本・関大KFSC)221.99点  SP5位  フリー1位

2位 エリザべート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)207.46点  SP6位  フリー3位

3位 三原舞依(日本・シスメックス)207.12点  SP8位  フリー2位

4位 坂本花織(日本・シスメックス)206.79点  SP2位  フリー4位

5位 ブレイデイ・テネル(米国)202.07点  SP1位  フリー5位

6位 マライア・ベル(米国)193.94点  SP3位  フリー6位

7位 イム・ウンス(韓国)191.85点  SP4位  フリー8位

8位 キム・イェリム(韓国)187.93点  SP9位  フリー7位

9位 ベロニク・マレット(カナダ)170.46点  SP12位  フリー9位

10位 ラーキン・オーストマン(カナダ)165.21点  SP11位  フリー12位

11位 ティン・スィ(米国)164.84点  SP7位  フリー14位

12位 イー・クリスティ・レオン(香港)164.79点  SP15位  フリー11位

13位 キム・ハヌル(韓国)162.48点  SP17位  フリー10位

14位 陳虹伊(中国)150.50点  SP13位  フリー15位

15位 カイラニ・クレイン(オーストラリア)149.52点  SP10位  フリー17位

16位 アレーヌ・シャルトラン(カナダ)147.54点  SP21位  フリー13位

17位 イサドラ・ウィリアムス(ブラジル)138.26点  SP19位  フリー16位

18位 アリソン・クリステル・ペルティケト(フィリピン)136.97点  SP16位  フリー19位

19位 エイミー・リン(台湾)134.56点  SP20位  フリー18位

20位 アンドレア・モンテシノス・カントゥ(メキシコ)124.51点  SP22位  フリー20位

21位 ジョアナ・ソウ(香港)117.82点  SP18位  フリー21位

++++++++++++++++

・最終22番滑走、坂本花織(日本・シスメックス)が登場

冒頭の3-3コンビネーションは成功。持ち味の大きく遠くに飛ぶジャンプが今日もさえる。

しかし、中盤でジャンプが抜ける。予定で3-2-2のジャンプだったが、1回転1回だけに。大きく得点をロスする痛恨のミス

レイバックスピンはビールマンでフィニッシュ。しかし、手で顔を覆った。笑顔はない

フリー133.43、トータル206.79は表彰台に届かず4位。優勝は紀平、3位に三原。キス&クライで坂本は涙を流した。

・第21番滑走、ブレイデイ・テネル(米国)。SPは1位。現在のアメリカのエース

着実な演技を見せる。レベル4を重ねるが、ジャンプの基礎点が紀平とは違いすぎる。演技終了後は腰に手を当てて、下を向くテネル

フリーは128.16、トータル202.07で暫定4位。開催国のアメリカは表彰台に上がれず。紀平の2位以上も確定。

・第20番滑走、マライア・ベル(米国)。SPは3位。紀平の圧巻の演技の後は滑りにくそうだ。

フリーは123.92、トータル193.94

紀平の表彰台は確定。

・第19番滑走、紀平梨花(日本・関大KFSC)が登場。SPはジャンプが抜ける失敗で5位。

冒頭のトリプルアクセルを見事に成功。2-3,3-2-2などのコンビネーションジャンプも成功!

完璧な演技に本人も納得のガッツポーズ

大きなしろくまのぬいぐるみを抱え、キス&クライへ

フリー153.14、トータル221.99で暫定トップに。テクニカルエレメンツは80点超え、82.74

・第18番滑走、イム・ウンス(韓国)。SPは4位、韓国のホープ、まだ15歳。黒の衣装、長い手足、どことなく若い頃の安室奈美恵さんを思わせる風貌。しかし、冒頭のコンビネーションジャンプで、失敗。その後もジャンプでミスが続き、得点は伸びず。

フリー122.71、トータル191.85

・第17番滑走、エリザべート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)。

冒頭の高いジャンプで着氷できず転倒、これは4回転に挑んだもので、回りきった後で転倒と認められて、高い加点。

フリー139.37 トータル207.46は三原をかわして暫定トップ

第3グループ演技終了

・第16番滑走、三原舞依(日本・シスメックス)が登場。

SPは不本意な出来で、8位だった。最初のコンビネーションジャンプを綺麗に決めた。その後も次々にジャンプを決めていく。レイバックスピンはビールマン。フィニッシュでは思わずガッツポーズが出た。これは高得点が期待できそうだ。

フリーは141.97、シーズンベスト。

トータル207.12はここまでトップ。

・第15番滑走、ティン・スィ(米国)。SPは7位。2002年9月生まれの16歳。今季の全米選手権は5位。白の衣装ですらりと伸びた手足で優雅な演技を見せるが、ジャンプの着氷で2度転倒。4点減点でフリー98.11、トータル164.84

・第14番滑走、キム・イェリム(韓国)。SPは9位。1月23日に16歳になったばかり、韓国期待の新星で、昨シーズンの韓国選手権2位。2018年のジュニアGPファイナル6位。ヒスイ色の衣装をまとい、華麗な演技を見せた。

フリーは、ここまで13人で最高の123.51。187.93は暫定トップ

・第13番滑走、カイラニ・クレイン(オーストラリア)が登場。SPは10位。平昌五輪は17位の20歳。ジャンプでミスが重なり、本人的には納得のいかない演技。キス&クライでもうつむいている。

フリーは88.88、トータル149.52

・第12番滑走、ベロニク・マレット(カナダ)が登場。SPは12位。4大陸選手権は3年ぶりの出場。ボニーテールで小気味よくジャンプを決めていく。

フリーは115.49。今季の自己ベストにキス&クライで笑顔がこぼれた。トータル115.49で暫定トップに。

・第11番滑走、ラーキン・オーストマン(カナダ)が登場。SPは11位。紫のコスチューム、短髪でボーイッシュな20歳。平昌五輪は25位。本人は納得がいかない表情だったが

フリーは110.22、トータル165.21。ここまで暫定トップ。

・第3グループのウオームアップ中

・会場のアナハイム・ホンダセンターはプロアイスホッケー、NHLのアナハイム・ダックスの本拠地で、1万7千人を収容する。この大会が終了後には、懐かしのロックバンド「KISS」のコンサートが開催されるという。

ただいま製氷作業中

第2グループ滑走終了

・10番滑走、陳虹伊(中国)が登場。SPは13位

フリーは96.06、トータル150.50

・9番滑走、イー・クリスティ・レオン(香港)が登場。SPは15位

フリーは110.86、トータル164.79で暫定トップ

・8番滑走、アリソン・クリステル・ペルティケト(フィリピン)が登場。SPは16位

フリーは85.31、トータル136.97

・7番滑走、キム・ハヌル(韓国)が登場。SPは17位

フリーは111.04、トータル162.48

・6番滑走、ハン・ブルックリー(オーストラリア)が棄権

第1グループ滑走終了

・5番滑走、ジョアナ・ソウ(香港)が登場。SPは18位

フリーは67.82、トータル117.82

・4番滑走、エイミー・リン(台湾)が登場。SPは20位

フリーは87.57、トータル134.56

・3番滑走、イサドラ・ウィリアムス(ブラジル)が登場。SPは19位

フリーは90.34、トータル138.26

・2番滑走、アレーヌ・シャルトラン(カナダ)が登場。SPは21位

フリーは101.65、トータル147.54

・1番滑走、アンドレア・モンテシノス・カントゥ(メキシコ)が登場。SPは22位

フリーは81.59、トータル124.51

演技スタート

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女子フリーの展望

 フィギュアスケートの4大陸選手権は8日(日本時間9日)、米カリフォルニア州のアナハイムで女子のフリーが行われる。三原舞依(シスメックス)は16番、紀平梨花(関大KFSC)は19番、坂本花織(シスメックス)は最終22番滑走で登場する。

 昨年の4大陸選手権で優勝した18歳の坂本は、平昌冬季五輪で6位に入賞、12月の全日本選手権ではSP・フリーともに自己ベストの高得点で、4連覇中だった宮原知子、グランプリファイナル覇者の紀平らを破って、初優勝した。着実に力をつけており、今大会を制覇すれば、4大陸選手権史上初の連覇となる。ショートプログラム(SP)は2位だが、首位のブレイデイ・テネルとは、わずか0.55点の差。新たな日本のエースを名乗るためにはどうしても優勝が欲しい。

 SPでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が1回転半になる失敗で5位と出遅れた16歳の紀平だが、首位テネルとの点差は5.06で、フリーで十分逆転可能な数字だ。昨年のGPシリーズ第4戦NHK杯と第6戦フランス杯と連勝。12月のGPファイナル(カナダ・バンクーバー)も、平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(ロシア)を上回って優勝した。国際スケート連盟(ISU)公認の主要国際大会では負けなしの記録を伸ばせるか。

 19歳の三原は、細かいミスが重なって、SP8位と出遅れた。本来の持ち味である、正確なジャンプや滑りでフリーは巻き返しを狙う。12月の全日本選手権では、ISU公認大会の記録ではないが、フリーで147.92点を出した実績もある。表彰台、そしてさらに上を目指したい。

女子フリー滑走順

(滑走順の後の括弧内の数字はSPの順位、国・地域名の後はSPの得点)

第1グループ

1,(22)アンドレア・モンテシノス・カントゥ(メキシコ)42.92点

2,(21)アレーヌ・シャルトラン(カナダ)45.89点

3,(19)イサドラ・ウィリアムス(ブラジル)47.92点

4,(20)エイミー・リン(台湾)46.99点

5,(18)ジョアナ・ソウ(香港)50.00点

第2グループ

6,(14)ハン・ブルックリー(オーストラリア)54.22点

7,(17)キム・ハヌル(韓国)51.44点

8,(16)アリソン・クリステル・ペルティケト(フィリピン)51.66点

9,(15)イー・クリスティ・レオン(香港)53.93点

10,(13)陳虹伊(中国)54.44点

第3グループ

11,(11)ラーキン・オーストマン(カナダ)54.99点

12,(12)ベロニク・マレット(カナダ)54.97点

13,(10)カイラニ・クレイン(オーストラリア)60.64点

14,(9)キム・イェリム(韓国)64.42点

15,(7)ティン・スィ(米国)66.73

16,(8)三原舞依(日本・シスメックス)65.15点

第4グループ

17,(6)エリザべート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)68.09点

18,(4)イム・ウンス(韓国)69.14点

19,(5)紀平梨花(日本・関大KFSC)68.85点

20,(3)マライア・ベル(米国)70.02点

21,(1)ブレイデイ・テネル(米国)73.91点

22,(2)坂本花織(日本・シスメックス)73.36点

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