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災害時、愛猫を守れ 飼い主向けマニュアル本が人気

「猫と一緒に生き残る防災BOOK」=福岡市中央区で2019年1月28日、徳野仁子撮影

 地震や台風などの自然災害が頻発する中、愛猫との暮らしを守るための防災情報をまとめた「決定版 猫と一緒に生き残る防災BOOK」(日東書院)が昨年末に出版された。防災情報を扱う関連書籍の中でも猫に特化したものは珍しく、重版が相次ぐなど愛猫家の注目を集めている。

 同書は、さまざまな猫の魅力を紹介する隔月発行の情報誌「猫びより」の編集部が企画編集した。猫びよりは、2016年の熊本地震後に熊本市内の猫カフェが被災猫のシェルターとなった話題など、自然災害が起きる度に関連記事を掲載してきた。

 災害時は、猫を連れて避難するかどうかが大きな課題だ。東日本大震災では、ペットの置き去りなどが問題となった。環境省はガイドラインで同行避難を推進しているが、自治体によっては避難所でペットの受け入れができないところも多く、熊本地震では避難所でペットに絡むトラブルも報告されている。

 防災BOOKでは、災害発生時に飼い主が外にいる場合と、家の中にいる場合などを想定して、飼い主と猫の命をどう守るかをシミュレート。猫用の非常用グッズから最優先に持ち出すものを選んでおくことや、同行避難を想定した避難訓練をしておくことなどをアドバイスしている。

 また、自動給餌機や見守りカメラを家の中に用意しておけば、猫を家に残した場合でも外から見守りができると紹介。獣医師の監修で人工呼吸など猫への応急措置も説明している。

 担当編集者の一人、本田真穂さんは「モノの備えも大事だが、一番大事なのはいざという時の知恵。この本が一人でも多くの飼い主と愛猫の命を守ることにつながってほしい」と話している。

 本は1404円(税込み)で、全国の主要書店やインターネットでも購入できる。【佐野格】

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