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ソウルフード

幻の「かきあめ」復活 珈琲工房社長が再現 震災で絶えた味、3年かけ完成 石巻 /宮城

 濃厚なカキのエキスが甘さの中に絶妙に溶ける石巻市民のソウルフード「かきあめ」。東日本大震災により販売が途絶えていたが、昨年末に復活し、人気を集めている。思い出の味を再現した珈琲工房いしかわ(石巻市)の石川光晴社長(63)は「震災前と同じように石巻の名物にしていきたい」と意気込む。【本橋敦子】

 かきあめは大正時代初期、市内にあった「福田屋製菓」が初めて売り出した。カキ殻を模した楕円(だえん)形のフォルムに、ほんのり鼻孔をくすぐる磯の香り。カキの風味を感じられるあまじょっぱい菓子は、石巻市民が子どもの頃から親しんでいる味だった。

 だが、震災の津波で当時の販売元だった「喜栄(きえい)」の製造工場が被災。かきあめのレシピやカキ殻の形をしたあめの型も流され、製造中止を余儀なくされた。100年続いた石巻の味が幻になりつつあった。

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