ひと・しずおか

荒れ地を畑に学生と再生 春野の耕作放棄地を耕す 伊沢光興さん(35) /静岡

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 浜松市天竜区の春野地区。山あいの畑の間に所々、冬でも深緑色の葉を付け、180センチほどの高さに育った植物が生い茂っていた。「茶畑を放っとくと、こんなふうになるんだよ」。静岡文化芸術大の学生と一緒に、茶の木の幹に「抜根機(ばっこんき)」と呼ばれる器具のワイヤをくくりつけた。2~3人で力いっぱい引っ張ると、深さ約1メートルの根を張った木が抜けた。

 農業を営む祖父や父を見て、子どもの頃から「春野のためになる仕事がしたい」と考えていた。野球少年で「甲子園に出てプロの選手になれば、春野が有名になる」と思い描いたこともあった。

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