メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ストーリー

斉藤仁さんの息子 重量級復活へ(その2止) 柔道2代、頂への道

昨年11月の講道館杯100キロ超級に出場した斉藤立(右)。腰を痛めたこともあり、初戦敗退となったが、相手を射抜くような鋭い眼光は五輪2連覇した父の仁さん譲りだ=千葉ポートアリーナで、宮間俊樹撮影

 

 ◆五輪連覇の父を追い

死の前日「稽古行け」

 病室には穏やかな冬の午後の日が差し込んでいた。2015年1月19日、柔道で五輪2連覇の実績を持つ斉藤仁(ひとし)さんは東大阪市内の入院先で容体を悪化させていた。全日本柔道連盟(全柔連)の強化委員長として奔走中の13年冬に見つかった肝内胆管(かんないたんかん)がんの治療を続けていたが、予断を許さない状況となっていた。

 当時12歳、中学1年生だった立(たつる)(16)は柔道部の稽古(けいこ)の前に病院に寄った。やせ細った父は鼻に酸素チューブをつけてベッドに横たわっていた。立は扉のそばで足を止め、母の三恵子さん(54)に不安そうな視線を送った。

この記事は有料記事です。

残り4831文字(全文5127文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 新型コロナ 重症者最多934人

  2. 自公、北海道2区補選で「不戦敗」選択 惨敗すれば首相の責任論 吉川元農相在宅起訴

  3. 五嶋みどりさんにケネディ・センター名誉賞 日本出身者で小澤征爾さんに次ぎ2人目

  4. 吉川元農相、異例の在宅起訴 端緒は河井夫妻捜査 養鶏業界実力者が図った政界工作

  5. 感染防止策違反に「氏名公表」は厳しすぎるリンチか 自民には「不十分」の声

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです