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【パリ賀有勇】フランスのマクロン大統領が、政権に抗議する黄色いベスト運動によるデモを収束させるため、自身の公約などを問う国民投票を今年実施する可能性が取りざたされている。実施されれば14年ぶりとなる。結果によって求心力が左右される「もろ刃の剣」をマクロン氏が抜くかどうか注目される。
パリなどでは9日も13週連続となるデモが実施され、収束は見通せない状況だ。
マクロン氏は1月から「国民討論会」を各地で開催している。国民の意見を政策に反映させる方針で、インターネットの特設サイトには2月5日現在、70万件超の意見が寄せられている。討論会は3月15日まで約3000カ所で行われる予定で、マクロン氏の支持率が増加に転じるなど、一定の評価を得ている。
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