「団塊の世代」の名付け親で、経済評論家や作家として幅広く活躍した元経済企画庁(現内閣府)長官の堺屋太一(さかいや・たいち、本名・池口小太郎=いけぐち・こたろう)さんが8日、多臓器不全のため死去した。83歳だった。通夜は16日午後6時、葬儀は17日午後1時、東京都港区南青山の青山葬儀所。喪主は日本芸術院会員で洋画家の妻史子(ちかこ)さん。
大阪市出身。東京大経済学部卒業後、1960年通商産業省(現経済産業省)入省。70年の大阪万博の企画を担当したほか、沖縄開発庁(現内閣府)出向中の75年には沖縄海洋博を手掛けた。75年、近未来小説「油断!」で作家デビューし、ベストセラーに。翌年発表の小説「団塊の世代」で、47年から49年生まれの第1次ベビーブーム世代を「団塊」と初めて命名し、流行語となった。
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