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国際 五輪ホストタウン 友好の懸け橋に

ウズベキスタンの民族衣装を着るレ・アルトゥルさん=田中洋之撮影
合同練習に励むウズベキスタンの合宿団=舞鶴市の舞鶴文化公園体育館で2018年8月21日、行方一男撮影

田中洋之たなかひろゆき 毎日新聞まいにちしんぶん 編集委員へんしゅういいん

 2020ねん東京とうきょうオリンピック(五輪ごりん)・パラリンピックにけて、世界せかいから参加さんかするくに地域ちいき日本にっぽん自治体じちたい交流こうりゅうする「ホストタウン」事業じぎょうすすんでいます。これまでに358の自治体じちたい登録とうろくませ、それぞれ担当たんとうするくに歴史れきし文化ぶんか学習がくしゅうしたり、学校給食がっこうきゅうしょく相手あいてこく料理りょうりしたりするなど、さまざまな活動かつどうおこなわれています。

     このうち、中央ちゅうおうアジアのくにウズベキスタンのホストタウンをつとめる京都府舞鶴市きょうとふまいづるしみを紹介しょうかいしましょう。舞鶴まいづるには第二次世界大戦後だいにじせかいたいせんご、シベリアなどに抑留よくりゅうされた日本人にっぽんじんせん帰国きこくしました。きゅうれんのウズベキスタンが抑留よくりゅうひとつだったことがえん双方そうほう交流こうりゅうはじまりました。舞鶴市まいづるしは16ねんにウズベキスタンのホストタウンとなり、東京五輪とうきょうごりん同国どうこく柔道じゅうどう・レスリング選手団せんしゅだん事前じぜん合宿がっしゅく誘致ゆうちしました。また、17ねんにはウズベキスタンのレ・アルトゥルさん(35)を国際交流こくさいこうりゅういんとしてれました。

     アルトゥルさんは日本にっぽん大学だいがく留学りゅうがくしたことがあり、日本語にほんご堪能たんのうです。「ウズベキスタンはソれん一部いちぶでしたが、戦争せんそう日本にっぽんたたかったというイメージはありません。日本人にっぽんじん抑留よくりゅうしゃはさまざまな施設しせつづくりに貢献こうけんし、尊敬そんけいされています。なかでも首都しゅとタシケントにてた劇場げきじょうは、おおきな地震じしんでもくずれませんでした」とアルトゥルさん。五輪ごりんつうじて「両国りょうこく友好ゆうこうはしになれれば」と意気込いきごんでいます。

     みなさんがんでいる自治体じちたいもどこかのくにのホストタウンになっていれば、そのくにについてまなび、選手せんしゅ応援おうえんして交流こうりゅうふかめてはどうでしょうか。

     ただ、がかりなこともあります。世界せかい207のくに地域ちいきで、日本側にほんがわのホストタウンがまっているのはさくねん12月末がつまつ時点じてんで111にとどまり、のこる96はホストやく自治体じちたいがありません。とく日本にっぽんからとおく、なじみのうすいアフリカや中央ちゅうおうみなみアメリカのおおくのくにさきがまだつかっていません。日本政府にっぽんせいふわせの調整ちょうせいつづけていますが、まとまるといいですね。


     通算つうさん年半ねんはんにわたりモスクワ特派員とくはいんをつとめ、ユーラシア大陸たいりく各地かくち取材しゅざいした。ロシアがんだキャラクター「チェブラーシカ」をこよなくあいする。

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