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大リーグ

大谷 古巣日本ハムキャンプ地訪問 (スポニチ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が9日(日本時間10日)、古巣の日本ハムがキャンプを行っているアリゾナ州スコッツデールの施設を昨年に続いて訪問した。栗山英樹監督(57)や、かつてのチームメートと談笑。昨年10月に右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けて打者に専念する今季に向け、刺激を受けた様子だった。

     車で約20分の距離にあるエンゼルスのキャンプ地テンピから、2年連続での古巣キャンプ訪問。ただ、メジャーに挑戦する直前で不安もあった昨年の同時期とは大谷の表情が違った。握手を交わした栗山監督は「オフに会った時よりも顔がシーズンに向かっている。いい表情をしていた」と印象を語った。

     上沢ら仲の良い投手陣からはいじられた。昨年4月3日にメジャー初本塁打を放った際に味方選手にベンチで知らんぷりをされた「サイレント・トリートメント」のように、各投手が大谷をいったんスルー。同行していた水原一平通訳と次々に抱擁を交わし、現場は笑いに包まれた。

     気温15度で曇り空。肌寒い風が吹く中で、大谷は右肘の手術痕もあらわな半袖姿で旧交を温めた。上沢は「こんなに寒いのに半袖なんて、かなりアメリカナイズされてますね」と薄着の現地の人々を引き合いに感心。一方で栗山監督は「半袖で来たから“寒くないの?”って聞いたら普通に“寒いです”って言ってたよ」と明かした。

     13日(日本時間14日)にキャンプ初日を迎える大谷は、この日は報道陣への対応はなかったが、腰痛で別ニュー調整を続ける中田にもあいさつ。「なんか腰がどうのこうのって(報道に)出てましたね」と水を向けると、29歳の主将に「もう、おじいちゃんです」とジョークで返された。逆に「投げられるの?」と質問され、「投げられますけど(投手としての出場は)来年なんで」と答えるなど、それぞれの現状について語り合った。

     7日のダルビッシュ(カブス)に続く、日本ハム出身の大リーガーの訪問に、栗山監督は「選手たちに刺激を与えてくれる」と感謝し「(日本ハムで)唯一やってあげられなかったことが、1年間投手で、1年間打者で、ということ」と神妙に話した。しかし、打者に専念するシーズンに臨む気負いは、その表情からは感じられない。新たな挑戦を前に、大谷自身も充実した時を過ごした。 (山田 忠範)(スポニチ)

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