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「事実誤認、拡散の恐れ」と菅氏 東京新聞記者の質問巡り 衆院予算委

衆院予算委員会で自身の定例記者会見に関する質問に答える菅義偉官房長官=国会内で2019年2月12日、川田雅浩撮影

 菅義偉官房長官は12日の衆院予算委員会で、首相官邸が記者会見での東京新聞記者の質問を「事実誤認」と指摘したことについて、会見の模様は国内外に配信されているとして「事実に基づかない質問で、誤った事実認識が拡散される恐れがある」と釈明した。国民民主党の奥野総一郎氏の質問に答えた。

 菅氏は昨年1月と5月の会見で、国連関係者との面会や自らの発言を巡り、記者から「事実誤認」による質問があり、いずれも後に東京新聞側が認めたと指摘。これまでに9回ほど抗議したが繰り返されたため、昨年12月に会見を主催する記者クラブ「内閣記者会」に首相官邸報道室長名で「正確な事実を踏まえた質問」を申し入れたと説明した。奥野氏が「取材を受けて立ち、(会見の質問には)会見で反論するのが筋だ。文書まで出すのはどうか」とただすと、菅氏は「取材ではなく、決め打ちだ。いくら何でもやり過ぎだ」と語気を強めた。

 安倍晋三首相は「国民の知る権利は当然大切なもので、尊重しなければならない」と強調。閣僚の一員である官房長官の1日2回の会見は諸外国でも例がないとして「最大限の努力を尽くしている」と述べた。【古川宗】

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