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経済観測

農産物の輸送費削減ビジネスへの期待=農業ジャーナリスト・青山浩子

 東京都や静岡県にある約40軒のレストラン・ホテルに野菜を納める杉正農園(静岡県三島市)の杉本正博さんの最近の悩みは、輸送費の値上げだ。まとまった個数の荷物を定期的に送る際に適用されていた料金設定も廃止され、2019年1月より1個あたりの輸送費は従来の2倍以上になった。ドライバー不足に端を発する小口輸送費の値上げは、消費者や外食店等と直接取引する農家にとって共通の悩みだ。「2000円分の野菜の送料が2000円。注文をためらう消費者がいても仕方ない」という農家もいる。

 小口輸送は、特徴ある農産物を生産する農家と、それらを求める消費者や実需者をつなぐ生命線の役割を果たしてきた。17年度の農水省の「食料・農業・農村白書」でも、若手農家の約6割が今後伸ばしたい販路として「消費者への直販」を挙げている。輸送費の行方は将来の農業を担う若手にも大きな意味を持つ。

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