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歯痛

別の場所に原因? 特定に時間かかる「異所性疼痛」 歯科医と医師の連携必要

患者の画像を確認する歯科や耳鼻科の医師ら=千葉県松戸市の日本大松戸歯学部病院で1月22日

 歯や口が痛いのに、原因は別の所にあるのが「異所性疼痛(とうつう)」だ。痛みと関係なさそうな神経や筋肉などに原因があるため、治療が難航することも少なくない。治療のカギは、これまであまり交流のなかった歯科医と医師との連携にありそうだ。【熊谷豪】

 「歯が痛くて仕方ない」。昨年、日本大松戸歯学部病院(千葉県松戸市)の「口・顔・頭の痛み外来」を訪れた50代半ばの女性はこう訴えた。歯科医が診察したが、歯と歯ぐきに異常は見られなかった。一方、かむのに使う筋肉を触ると痛みが出た。

 日大松戸歯学部の小見山道(おさむ)教授は「かき氷を食べてのどが刺激されたのに、頭が痛くなるようなもの。典型的な異所性疼痛だ」と指摘する。一般に脳から出た神経は途中で分かれ、歯と、かむのに使う筋肉とにつながっている。そのため、かむ筋肉の痛みを、脳が「歯から来た信号」と勘違いしたと説明する。女性はかむ筋肉をマッサージしたりして、2週間後に痛みが消えた。

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