あれから1年が過ぎた。「苦海浄土(くがいじょうど)」を著した作家の石牟礼道子さんが昨年2月10日に亡くなってから2度目の春が訪れる。
桜が例年より早く咲いた昨年4月、送る会が東京都内で開かれ、約1000人が集まった。皇后美智子さまが献花に来られた。遺族に「大切な方を亡くしました」と伝えた。水俣病がなければ交わることはなかったかもしれない。
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