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沖田ギター工房 弾きこなせば音に厚み /千葉

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 さまざまなギターの修復を手がけ、中には有名音楽家の愛用品も含まれる。それだけでなく、会長の沖田正和さん(69)が職人歴40年の技術を結集させてオリジナルギターを製作する。「長年使えるように。使えば使うほど良さが出るように」。修復と製作に共通して大切にしていることだ。

 沖田さんは大学卒業後、東京都内のギター職人に弟子入り。周囲が就職活動に追われる中、「拘束されそうなサラリーマンにはなりたくない。職人になろう」と決めた。ギターを弾いていたこともあり、「面白そうだ」とこの道を選んだ。

 1978年に独立。楽器店が建ち並ぶ東京・御茶ノ水で工房を構えた。ギター製作だけでは食べていけず、楽器店から修復の依頼を受けるように。ギターや傷の形状は異なり、修復方法に正解はない。見た目が奇麗で頑丈になるよう1本ずつ考えながら作業した。その結果、編み出した「沖田式」と呼ぶ、折れたネックの独自の修復方法は自然な仕上がりに高い評価を得ているという。

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