- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
【ソウル堀山明子】ワシントン訪問中の韓国の文喜相(ムンヒサン)国会議長は12日、自身の「天皇謝罪発言」を安倍晋三首相が批判するなど、波紋が広がっていることについて、韓国人記者団に「なぜ大きな問題になるのか。安倍首相まで出てくるのは到底理解できない」と述べ、謝罪は不要との考えを示した。また、慰安婦問題は日本の責任ある指導者による「誠意ある謝罪が一言あれば終わるというところに私の言葉の本質がある」として、問題を長引かせない方法を提案したのが趣旨と強調。日本側の反発に戸惑いがあるようだ。
発言を巡っては、訪韓した日韓議員連盟の額賀福志郎会長も李(イ)洛淵(ナギョン)首相と13日に会談した際、「耳を疑うような発言。しっかりと反省し、日韓関係のために働いてもらいたい」と抗議。同席した韓日議連の姜昌一(カンチャンイル)会長によると、李氏は「国会議長の発言なので」と答弁を控えた。代わりに姜氏が「日韓関係を良くしようという趣旨での発言だった」と説明したという。
この記事は有料記事です。
残り418文字(全文847文字)